書店員はつらいよ〜年越し蕎麦ためらい号騒動〜

無い。
無い。
11月にもなるのに本屋に本の雑誌年越し蕎麦ためらい号が置いていなかったのだ。
毎月一日発行と書いてあるので、地方であるから少なくとも4,5日くらいには置いてあるだろうと思っていたのに未だにかまど猫しもやけ号のままだったのだ。
うーんと唸り、ここはエイッと書店員さんに聞いてみようじゃないかと思って聞いてみた。
レジの奥でガチャガチャパソコンで何かを確認している模様。
なかなか書店員さんは出てこず、隣で図書カードを買うおじさんに睨まれつつも、重い鞄を持って待っているとやっと書店員さんは出てきた。
「あのう。担当の者がもう帰ってしまってるのですが・・・・」
ええええええええ。うそん。発売日も分かんないの・・・・・。
おそらく思いっきり「そんな・・・」オーラが出てしまったせいか、書店員さんは「あの、お時間大丈夫ですか?ちょっと聞いてきます!」と本屋の奥へ。
うわあ、優しい。優しすぎるよう。
そして、しばらくして書店員さんは何やらたくさん本を抱えてこっちへ戻ってくるではないか!
「ありました、ありました!今日、入荷だったみたいです!」だって!
うわーい!ありがとう!ありがとう!
そんで一番にレジも開けてくれてとても嬉しかった。


いいよねえ、ヒトのぬくもり。
こんな些細(些細かな?)なことでとても幸せな気分になれる自分もお気楽でいいな、とも思った。


ま、あとはラジカセ担いで、アンテナ立てて、韓国人DJとサランヘヨな雑音と闘いながらラジオを聴くだけだな。ふふっ。